最新文房具が1年で1000種類以上
プロも絶賛。見れば絶対に使いたくなる最新アイデア文房具2021年春です。一度ノックをしたらシャーペンの芯が自動的に出続ける画期的なシャーペンや、ひとつの消しゴムに45個も角があるので何度も細かいところが消せる消しゴムなど、1年間だけでもアイデア文房具は1600点以上販売されています。文房具の老舗メーカーサンスター文具で商品企画やマーケティングを担当した文具の扉編集長の高畑さん。100点以上商品開発のプロデュースを行ってきた方や文房具の書籍、ビジネス文具、文房具の秘密などの方、文房具ライターのきだてたくさんなどが厳選しました。
文房具を知り尽くした専門家
文房具を知り尽くした専門家がおすすめの文房具を教えてくれます。フルトガというシャーペンは人気ですよね。リングノートでリングは柔らかくて書きやすいノートがあります。おすすめなのは筆ペン。書いた瞬間にすぐ乾いてくれるので手が汚れません。こんな便利な筆ペンあるんですね。フリクションというボールペンで消せるボールペン。やっぱり衝撃でした。しいまだにやっぱり画期的に便利ですよね。
第10位は「スティックのり」を綺麗に貼ろうとすると、端っこの方ではみ出してしまってノートにくっついちゃったなんていうことや、はみ出ないように乗ろうとすると端っこからちょっと剥がれてしまうなんていうことがよくありますよね。2020年3月に発売されてメディアなどでも紹介されたコクヨのカクノリ132円です。蓋を開けたら中が四角いんです。それは確かにやりやすいですよね。角のところが。
第9位はサンスターのスマンド。1595円です。ただのペンケースに見えますが、あるアイデアで販売3ヶ月で売上14000個の大ヒットになりました。台形なんですがパカッと開くとをスマホ立てが付いています。スマホスタンドになります。下がラバーで滑らないようになっているので、バタンと倒れてしまうことがありません。リモート授業や会議で役に立ちます。確かに一緒に使うことが多いですからね。
文房具屋さん大賞2021の大賞 空っぽペン
第8位は文房具屋さん大賞2021の大賞に輝きました。クレタケの「空っぽペン」220円です。空っぽのペンとインクが染み込んでいない中綿が入っているだけという商品ですが、なんでこんなものが人気なんでしょうか?
- 透明
- グレー
- ブルー
- ピンク
- イエロー
の5色のインクが別売り3300円。この別売りのキットで五つのインクをブレンドすることで、オリジナルのインクが作れます。グリーンやパープルなど自分でインクの色を調合するのがブームです。そのブームに応えたのが空っぽペンです。
累計売上はなんと370万個 大ヒットテープカッタ
ー第7位はコクヨ グルーテープカッター1078円です。結構小さくてカタツムリのような可愛い形ですね。累計売上はなんと370万個ということで、どんな便利な機能が付いてるんでしょうか。こんなに小さいのに片手で引いても動かない。壁や冷蔵庫にも取り付けることができるます。本体の底に吸盤がついてるんです。吸盤が机にくっつくのでこんなに小さくても本体が動かないで、簡単にカットできます。両手を使わなくていいので、これは便利ですね。確かに昔はテープカッターといえば、動かないためにわざわざ重りが入ってすごく重かったですからね。
第6位は異色の文房具。ただの車のおもちゃのように見えますが、車で遊んでるだけで学校の準備ができます。めんどくさいことをまるで遊びのようにという発想がすごいですね。車の後ろ側にある穴に鉛筆を奥まで差し込んで鉛筆を固定するレバーをロックして前後に車を走らせるだけで鉛筆で削れちゃいます。プラスの走れ!鉛筆削り3300円です。
ちょっと固めの昔の砂消しのような消しゴム。商品名は「シールはがし消しゴム」です。しつこいシール跡を取ってくれる便利な消しゴムです。ヘラ部分はシールを剥がすのに使います。そして残っているベタベタしているのりの粘着部分を、消しゴムの方で落としていくと、のりの粘着部分を取ることができます。あとは最後に水拭きすれば綺麗に落ちます。これは即買いですね。
超便利な自立クリアファイル
第5位はあるアイデアで様々なメディアで取り上げられて大ヒットしました。ジリッツというクリアファイルファイルケースですね。ジリッツていうことは自立するということですよね、きっと。大人気ファイルはキングジムのジリッツクリアファイル660円。後ろの角のところを広げると、ファイルが180度開いて自立するようになっています。自立しちゃうとすごく省スペースで、背表紙のスタンドパーツを引き出したら、ファイルを180度開きにして、ストッパーをぐっと後ろから押し込むようにすると、開きます。これさえあれば資料も床に置いたりして、広げる必要がなく、立てたまんま見ることができます。しかもいい感じに斜めなんですよね。この角度が絶妙です。紙を見ながら打ち込む作業ってまだ多いですからね。
60万個も売り上げたwemoシリーズ
4位はID カードホルダーです。便利なアイデアで60万個も売り上げた大人気シリーズです。便利機能が付いた ID カードホルダーです。 カードホルダーの裏側に油性ボールペンでメモすることができます。しかも消しゴムで消せるんです。何度も使えます。wemoシリーズの最新版です。 ID カードホルダーwemo2200円。災害救助や医療などの現場で、ちょっとした事を「身につけるメモとして使える」ことができて、バンドタイプ、スマホケース、パッドタイプなどがあってとっさにメモが取れます。確かに手に書いてる人とかいますもんね。消しゴムではなく指でも簡単に擦るだけで消せます。一応カバーが付いているので蓋をしておけばプライバシーも守れます。
他にもあるアイデアグッズ。かなり小さいテープが入ったアイデア文房具。マスキングテープのようなものが入っています。ラインマーカー代わりになる「フセンマーカー」です。645円です。テープの部分が付箋状になっていて、本など直にラインを引きたくない所にマーキングをすることができます。付箋なので簡単に取り外せて、汚すことはないんです。また上からメモ書きもできるアイデア文房具です。特に勉強の際に大活躍します。これを貼ってから昔懐かしい赤い下敷きに当てると、全く下の文字が見えなくなります。
累計売上100万本突破のツートーンカラーマーカー、マーク+
トップ3は
蛍光ペンを使う時に色々持ち帰る色を変えるのめんどくさい!
という人のために人気なのがシリーズ累計売上100万本突破のツートーンカラーマーカー、マーク+ 165円です。先端、ラインマーカーと呼ばれる部分の片っぽが黄色、片っぽが灰色という風に分かれています。ペン先に2色のマークがついているので、持ち換える手間が省けます。
冷蔵庫に貼れる!SPOTはるファイル
第2にはメディアで話題の文房具です。
小学生ママの救世主!技あり収納が家庭を救う!
とまで呼ばれているキングジムの1540円の透明ファイルです。キングジムの「SPOTはるファイル(HARUFILE)」。 後ろに吸盤がついていて、冷蔵庫に貼ることができるんです。冷蔵庫ってレシピとかクーポンとか色々ありがちですよね。それをファイルにまとめられる文房具です。しかもさらに表紙がホワイトボードになっているので、メモ代わりにも使えます。風水的には良くないんですがすごいアイデアですね。
消しゴムのカスがくっつくので自発的に掃除を楽しめる消しゴム
第一位はお子さんが勉強してて出てくる消しゴムのカス。床に落とされちゃうと掃除に苦労しますよね。シリーズ累計売上200万本を突破した「ペン磁消し」550円です。普通のペン型の消しゴムに見えるんですが、消しゴムに鉄粉が練り込まれているので、磁力で消しカスを簡単に集めることができるんです。捨てる時は何とワンタッチでゴミ箱にピッと落とすことができます。子供に自主的に消しカスを捨てさせることができます。集まるので集めたくなっちゃうんですよね。一見地味な文房具。昔からあるものですが消しゴムではなく、消しゴムの「カス」に焦点を当てた商品です。今までは「消しやすさ」に注目していましたが「消しカスの片付けやすさ」に注目したということで高い評価になっています。確かに砂鉄のようにくっついていきます。